僕は死ぬように生きていたくはない

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このマンガがパネエ!2009

このマンガがパネエ!2009


ということで、本家「このマンガがすごい!」(12月発売)が発売される前に、個人的に選ぶ2009年ベストマンガランキングを載せようと思います。2009年1月1日~2009年11月30日までに1巻以上発売された漫画の中から、個人的に面白かった順に15位まで並べます。

基本的には自分が好きで買った漫画が対象となります。今年第1巻が発売されたマンガはサイトでほぼすべてチェックしていますが、長編漫画とまでなると無理があるので、どう考えても新しい漫画が有利です。ちなみに、本家でいう「オトコ編」なので、少女漫画は含みません。

では追記から。
1位

刻刻 2 (モーニングKC)刻刻 2 (モーニングKC)
(2009/08/21)
堀尾 省太

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「止界」という時間の止まった世界に入ることができる一族と、その一族の子供と叔父を誘拐した宗教団体が、止界の中で心理戦を繰り広げるSFサスペンス。グイグイと引き込まれる世界観の広さ、ジェットコースターのように疾走感のある展開、設定負けしない文章力と辻褄の合わせ方、すべてがうまいです。水木しげると伊坂幸太郎の帯に釣られて買いましたが、大成功でした。今年第1巻が出た中ではおそらく一番面白いんじゃないかと。今最も続きが気になる漫画です。



2位

よつばと!  9 (電撃コミックス)よつばと! 9 (電撃コミックス)
(2009/11/27)
あずま きよひこ

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よつばという子供の何気ない日常を描いた物語。面白いです、素直に。特に不快感なく、心地よさのみが広がると言うだけでも十分に良作だと思いますが、(古谷実とか花沢健吾を読んだ後だと、強くそう思う)そこに不思議な感動があるのですからもうたまりません。この巻では、今までよりもギャグ漫画的要素が強まっていて、そこに不自然さを感じる人もいるようですが、個人的にはさらにパワーアップした印象。自信を持って人に薦めることができる数少ない漫画です。



3位

ミツバチのキス 2 (アクションコミックス)ミツバチのキス 2 (アクションコミックス)
(2009/06/27)
伊図 透

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触れた人のことがわかってしまう少女を、国益のためスパイ代わりに使おうと、世界一完璧な書類を作る官僚が追う(見守る?)物語。「人のことがわかる」というと、なんだか便利で面白いように感じますが、それが日常的になったらどうか?少女が人に触ったときの表現が禍々しく不快感を煽るものになっていて、そういうところの苦悩がよく描けているなと思います。新人なのになんてものを描くんだ!と最初読んでいて思いました。情緒的で、詩的(上記の官僚限定)ではあるのに、わざとらしくなくすっきりと読ませる。いい漫画です。



4位

PLUTO 8 (ビッグコミックス)PLUTO 8 (ビッグコミックス)
(2009/06/30)
浦沢 直樹

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手塚治虫の名作「鉄腕アトム」のエピソード「地上最大のロボット」を、浦沢直樹がリメイクしたSFサスペンス。この8巻完結作品です。確かに、最後のオチのところは走っている印象はありました。しかし、作品全体として見たときに、泣けるし、面白いし、魅せ方がうまいなあと思います。年間ベストなので、今年発売された巻のみの評価にするべきだとは思いましたが、一応完結作なので、敬意も含めてこの順位にしました。



5位

セルフ 2 (ビッグコミックス)セルフ 2 (ビッグコミックス)
(2009/06/30)
朔 ユキ蔵

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24歳彼女有りの男は、性交経験は豊富だが、自慰の経験がない。その主人公が自慰を学んでいくというオナニー漫画。「作者の自己満足」という意味でのオナニーではなく、本当の意味でのオナニー漫画。いい大人がまるで中学生のように自慰行為に興味を持つ。そのギャップに笑いました。ギャグ漫画じゃないけど、大笑いしました。2巻から女性の暴走キャラ(性的な意味で)も出てきて、さらにとんでもないことになっています。同じように下ネタだらけのユリア100式というギャグ漫画があるのですが、それと違うのは、誰のツッコミも入らずみんな真顔でエロティックなことをしている点。面白すぎます。



6位

バクマン。 5 (ジャンプコミックス)バクマン。 5 (ジャンプコミックス)
(2009/11/04)
大場 つぐみ

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デスノートの原作・作画コンビによる、漫画家を目指す少年二人組の物語。漫画家が、漫画家のお話を描くのですから、当たり前ですがリアリティがあり、散りばめられた裏事情も興味をそそるもので、仮にストーリー抜きにしても漫画好きなら面白い作品だと思います。キャラクターの癖の強さは非常に少年誌的ではありますが、主人公達の目標が明白で現実的なので問題なくストーリーに入り込めます。今年一番の話題作と言っても過言ではないと思うので、本家「このマンガがすごい!」でも上位にくるでしょう。



7位

モテキ 2 (イブニングKC)モテキ 2 (イブニングKC)
(2009/08/21)
久保 ミツロウ

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29歳もてないダメ男に、人生初のモテ期がきてどんちゃんやる物語。主人公はモテモテですが、ヘタレなので、性格的には結構共感がもてます。自分の未来もこんな感じであるといいな、という希望的観測。あるいは絶望。エピソードがやたら具体的で、女性のキャラクターは美人ではあるものの、現実離れした理想の女性ではなくどこか毒や人間味があり、その二点が面白さの要因なのかなと思います。これも本家「このマンガがすごい!」上位にくるんじゃないでしょうか。



8位

変ゼミ 2 (モーニングKC)変ゼミ 2 (モーニングKC)
(2009/04/23)
TAGRO

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一般人の女子大生が、変態生理ゼミナールという変態ばかりいるゼミを選択し、その中で起こる苦難と快感の物語。ライトなタッチで、ディープな変態行為がこれでもかと描かれています。「キャンパスライフ・キャラクターがたっている」という意味では、げんしけんを彷彿とさせるところではありますが、人によっては嫌悪感を抱くでしょう。正直なところ、僕も最初は気持ちが悪くなりました。しかし、気持ち悪いだけではない。奥が深いのです。セリフも文学的というか哲学的で、話もうまくまとまっている。1巻(2008年発売)では変態の引き出しを見せ付けることに力を入れたのか、話の良さ・深さよりもインパクトが先行していますが、2巻(2009年発売)はキャラクターがしっかりと成り立ってからのお話なので、より面白くなっています。



9位

高校球児 ザワさん 2 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)高校球児 ザワさん 2 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
(2009/07/30)
三島 衛里子

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野球部に所属する、"ザワさん"という唯一の女性部員の日々を描いた物語。こういう紹介をすると、不利な境遇の中頑張るという熱血スポ根モノを思い浮かべてしまうかもしれませんが、そういった要素は全くありません。ザワさんの心理描写は全くなく、常に第三者の視点からザワさんを見守るという日常系漫画。1話が6~10ページしかありません。ストーリー漫画というより、4コマ漫画の感じに近い。毎回毎回マニアックなフェチが描かれていますが、エロに寄り切ってるわけでもない。かと言ってギャグでもない。不思議な漫画です。ショートカットでボーイッシュな女の子が、ミスをして顔を赤らめる・・・この一文にピンときた方にオススメです。



10位

上京アフロ田中 8 (ビッグコミックス)上京アフロ田中 8 (ビッグコミックス)
(2009/09/30)
のりつけ 雅春

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高校を中退し、上京したアフロヘアーの主人公・田中を中心とした青春ギャグ漫画。高校編10巻、中退編10巻ときて、この上京編は8巻目に突入。僕は中退からのファンですが、上京編最初の頃は、正直なところネタ切れかな?と思う節もありました。しかし、6巻くらいから恋愛も絡み、そのハイテンションさが空回りせず笑いに終着し始めたので、俄然面白くなってきました。僕の心のバイブルです。



11位

3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)
(2009/08/12)
羽海野 チカ

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東京の下町に暮らす17歳の天才プロ棋士と、その周りを取り囲む3姉妹のヒューマンドラマ。ハチクロの作者・羽海野チカの新作です。恥ずかしながら、僕はあまり少女漫画というものを読んだことがありません。少女漫画を読んだ一番新しい記憶が、叔母に借りた「ガラスの仮面」というほどなので、一応青年誌の連載ではありますが、少女漫画的なノリについていけるかと最初は心配でした。しかし、その詩的センスと、何よりも人間の温かさの表現において、中々これ以上の漫画を見つけるのは難しいんじゃないかと。それはもう男性向け、女性向けという区分けは関係ないですよね。周りが大人びて格好よく、主人公が若々しい性格という珍しい漫画ですが(そうでもないか?)、個人的には人間味があって逆に好感が持てます。それによって、3姉妹のアガペーとも言うべき優しさが冴えますしね。



12位

BILLY BAT 2 (モーニングKC)BILLY BAT 2 (モーニングKC)
(2009/11/20)
浦沢 直樹長崎 尚志

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浦沢直樹の新作。日系2世の漫画家、ケヴィン・ヤマガタを中心として、戦後の下山事件を描き始めた物語。浦沢直樹の最近の作品は、例えるならば、「私はこんな武器を持っていますよ」と素晴らしい武器群を見せ付けられた挙句、それをうまく使いきれずにしまわれてしまう、といった感じなのでしょうか。今作も、2巻までのところで既に多数の伏線がばら撒かれ、その物語の世界観に引きずり込まれています。PLUTOもそうでしたが、魅せ方が非常にうまいです。問題はこの先、特にオチのところなんでしょうけども、中だるみせずにうまいこと完結させることができるか。期待感も込めてランクイン。



13位

シスタージェネレーター沙村広明短編集 (アフタヌーンKC)シスタージェネレーター沙村広明短編集 (アフタヌーンKC)
(2009/09/23)
沙村 広明

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「無限の住人」の作者・沙村広明による短編集。短編の名手と言われているだけのことはあり、バラエティに富んだクオリティの高い作品が並んでいて、さすがという他ありません。ストーリーの面白さもさることながら、文章の響きもセンスを感じさせます。客観的に見れば最初と最後の話がまとまっていて評価が高いのだと思いますが、あえて「制服は脱げない」という、時事ネタを女子高生に語らせるという作者のオナニーとしか思えないお話を推します。このゆるさとセンスの良さは、雑誌の最後とか、あるいは単行本最後のおまけ漫画とかについてたら最高ですね。



14位

アイアムアヒーロー 2アイアムアヒーロー 2
(2009/12/26)
花沢 健吾

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売れない漫画家の日常を描いているフリをしたホラー漫画?1話~9話くらいまでは、痛いです。35歳・漫画家志望の主人公の苦難の日々、というか愚痴の垂れ流し。作者も同い年ということを考えると、作者の自己投影の強い主人公なのかなと思うんですが、読んでいて気分のいいものではありませんでした。しかし、それも伏線を隠す作戦かなと思ってしまうほど、衝撃のシーンが1巻最後にあります。あの数ページだけで2巻への期待感がこれでもかと増しました。うまいですねぇ。名作の予感。



15位

それでも町は廻っている 6 (ヤングキングコミックス)それでも町は廻っている 6 (ヤングキングコミックス)
(2009/10/30)
石黒 正数

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メイド喫茶とは名ばかりの、グータラメイドが働く喫茶店を中心とした町の生活を描く日常系漫画。通称それ町。僕はこの漫画が好きです。「好きな漫画は?」と聞かれたら、3番目くらいに名前が出てくるほど好きです。この巻も、普通に面白かった。言ってしまえば、期待以上でも以下でもありませんでした。まあ、最初から期待値がかなり高いので、「期待通り」ということであれば十分なんですが、何かが足りない・・・と、先ほどから何度か読み返しながら考えていたのですが、何が足りないのか答えが出ました。紺先輩の出番が少ない!金髪ツリ目でボスっぽいのにぼっち気味という、僕のドツボをついたキャラが、この6巻では数ページしか出ていないのです。確かに、盲目的にならずに見れば、紺先輩が出ていない話のほうが面白いですよ。しかし、ファンとしてはやっぱりたくさん出してもらいたい。ということで、発売前は3位以内確定とか言っていたのに、この順位にさせてもらいました。


***


その他、ヒストリエ、おやすみプンプン、苺ましまろ、ニコイチなどが2009年にも面白さを維持していましたが、今年無理に入れることもないと思ったので割愛。またいつか、物語が完結したり、ここぞという時に入れたいと思います。

あと、ストロボライト、チャンネルはそのまま!、SEED、ももんち、ぢごぷり、第七女子会彷徨、あたりは作者の今後に期待!ってことで。と言っても何人かベテランがいるけど。

「ここぞ」ということなら、ワンピースは最近面白くなってきたので入れといたほうがいいのかなと思いますが、本家リスペクトなので青年誌贔屓でいきます。ベスト20ならおそらく入れていました。と言っても、あまり少年誌のほうは立ち読みしないですし、チェックも足りないですから、下手にワンピースだけ入れるというのも問題ですかね。

このランキング、二週間くらい前からせっせと書いていたんですが、最初はベスト10まででした。しかし、その途中でよつばと!と高校球児ザワさんを買ってきて、とても面白かったので、どうしてもベスト10に入れたい!でも落とす作品がない!ということでベスト15にしました。そのおかげで入れる予定のなかった作品もレビューする羽目n

お粗末様でした。
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コメント
No title
僕の好きなマンガが結構ランクインされててちょっと嬉しかったw
モテキは主人公の外見から中身まで自分そっくりで読む気がうせました。ビリーバットは2巻にしてカオスなことになってますが浦沢先生ならやってくれるはず!

聖☆おにいさんの圏外がちょっと気にナリマスwがよいレビューだと思います。ごちそうさま。
2009/12/05(土) 10:04 | URL | がっきー #-[ コメントの編集]
No title
「3月のライオン」面白かった!。
ハチクロ、東のエデンもよかったけどこっちのほうが好きかも。
あと「僕の小規模な生活」ってマンガも面白かった。

「ボーイズオンザラン」映画化になりますね。
あと「ソラニン」も。
芽衣子役が宮崎あおいってそんまんまだなと思った。
2009/12/09(水) 18:15 | URL | たかぼー #-[ コメントの編集]
No title
>>がっきーさん
マジですかい。ありがとうございます。
確かに外見は似ている気がしますね。俺は主人公と名前が被ったりすると読む気が失せます。あねどきっ!とかかのこんとかもう・・・。
ビリーバットは期待してます。もう既にどうすんだっていう感じですがw

聖☆おにいさんは、盛り上がりが去年だと思ったので・・・。本家の「このマンガがすごい!」も去年1位にしていますし、今年はいいかなと。4巻も安定していましたけどね。


>>たかぼーさん
面白いですよね。最初は将棋に釣られて買ったんですけど、今ではもう将棋じゃなくてもいいんじゃないかと思っています。それぐらい面白い。
「僕の小規模な生活」の作者のマンガ、たまに雑誌とかで見かけます。SNOOZERにも去年くらいに変なマンガ載ってて面白かったですw

ソラニンは知ってたけど、ボーイズオンザランは知らなかった。
そうですねー、宮崎あおいまさにピッタリ役。加藤がサンボマスターのベースというのもなんだか卑怯。
花沢健吾のアイアムアヒーローもかなり映画向きの作品だと思うので、期待します。R指定くらいつきそうですけどね。
2009/12/30(水) 16:08 | URL | ヤコブ #-[ コメントの編集]
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